ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 ん?
 まだちゃんと見せてもないし、言い終わってもないぞ。

 聞き違いかな? と思って、あかりはもう一度、言いかけた。

「このお……」

「いりません」

 さっきまでの感謝の気持ちは何処へ……、と思いながら、そっとあかりはそのお茶を引き出しに戻した。