まさか、木南さんも大吾さんも、このメニューの字、私の字だと思ったんじゃないだろうな……、
と思いながら、あかりが、それを見ていると、カンナが言う。
「今度、おじいさまのところに来斗さんと遊びに行くことになりました。
おじいさまなら、私たちの味方になってくれるかもしれないので。
おねえさんにも、いろいろご迷惑おかけしまして、すみません」
カンナに神妙な顔で、深々と頭を下げられ……
いや、神妙な顔をしているというのは、自分で思っただけで、相変わらず、カンナの表情は読めなかったのだが……。
「ううん、大丈夫」
とあかりは笑ったあとで、カウンター下の引き出しを開けながら言った。
「カンナさん、ところで、このお茶いらな……」
「いりません」
あかりが例の香りの強いお茶をカウンターに置く前に、カンナは言う。
と思いながら、あかりが、それを見ていると、カンナが言う。
「今度、おじいさまのところに来斗さんと遊びに行くことになりました。
おじいさまなら、私たちの味方になってくれるかもしれないので。
おねえさんにも、いろいろご迷惑おかけしまして、すみません」
カンナに神妙な顔で、深々と頭を下げられ……
いや、神妙な顔をしているというのは、自分で思っただけで、相変わらず、カンナの表情は読めなかったのだが……。
「ううん、大丈夫」
とあかりは笑ったあとで、カウンター下の引き出しを開けながら言った。
「カンナさん、ところで、このお茶いらな……」
「いりません」
あかりが例の香りの強いお茶をカウンターに置く前に、カンナは言う。



