「父親はもういるから、おとーさんはダメだよ」
日向はそんな残酷なことを実の父に向かい、笑顔で言う。
「いや、おかしいだろっ。
おとーさん、早い者勝ちとかっ」
こちらを振り返り叫ぶ青葉に、まあまあ、と言ったとき、日向が言った。
「でも、パパならいいよ」
「えっ?」
「おねーちゃんは、ほんとうはママなんだって。
あいちゃんが言ってた。
だったら、おにーちゃんは、おとーさんじゃなくて、パパじゃない?」
あいちゃんというのは、日向が幼稚園で作ってきた友だちだ。
日向は、おかーさんの対の人は、おとーさん。
ママの対の人は、パパだと思っているようだった。
「日向」
と青葉は感激して抱き上げる。
そして、ハッとしたように言った。
日向はそんな残酷なことを実の父に向かい、笑顔で言う。
「いや、おかしいだろっ。
おとーさん、早い者勝ちとかっ」
こちらを振り返り叫ぶ青葉に、まあまあ、と言ったとき、日向が言った。
「でも、パパならいいよ」
「えっ?」
「おねーちゃんは、ほんとうはママなんだって。
あいちゃんが言ってた。
だったら、おにーちゃんは、おとーさんじゃなくて、パパじゃない?」
あいちゃんというのは、日向が幼稚園で作ってきた友だちだ。
日向は、おかーさんの対の人は、おとーさん。
ママの対の人は、パパだと思っているようだった。
「日向」
と青葉は感激して抱き上げる。
そして、ハッとしたように言った。



