孔子とご飯を食べたあと、あかりはお土産を持って、実家を訪ねた。
真希絵に、
「日向、もう寝てるわよ」
と言われたが、
「寝顔見て帰る」
と言って、日向が真希絵といつも寝ている部屋にいく。
暗い部屋に真希絵の布団と日向の布団が敷かれていた。
あかりは枕元に座ると、劇場近くのファミレスに寄ったとき買った、小さな電車のおもちゃを枕元に置いた。
可愛い日向の寝顔を眺めたあとで、そっと写真に収める。
写真と寝ている日向の両方を眺めたあとで、ふふ、と笑い、
あ、そうだ。
これも一緒に、とさっきの写真と一緒に寿々花に送った。
すぐに既読になり、ありがとうっと愛嬌いっぱいなスタンプがひとつ送られてきたが。
愛嬌いっぱいなのは、スタンプだけだろう。



