「いや~、やっぱり、昼間は暑いですね」
ゾロゾロみんなで歩く中。
あかりは苦笑いして、青葉を見たが、青葉は、
「ああ。
だが、なんかいいな。
こうして、みんなで昼間に動物園とか」
と言う。
「……まあ、うちの親がちょっと浮いてはいるんだが」
確かに、ひとりなんかゴージャスな方が混ざっている……。
いや、一応、行楽用の格好をされてはいるのだが、なにかが何処か、ゴージャスで場違いだった。
今にも執事とか現れて、寿々花のために、木陰に白いテーブルや椅子を用意し。
よく冷えたシャンパンとか持ってきそうな感じだ。
だが、そんな寿々花もはしゃぐ日向を見ながら楽しそうだった。
青葉が言う。
「気にしないことにしたよ」
「えっ?」



