青葉さん……
おっと、木南さんの言う、私の恐ろしい秘密ってなんなんだろうな、と思いながら、あかりは重い大きな水筒を抱えて、父親の運転する車から降りる。
横から、ひょいと青葉がその水筒をとってくれた。
「あ、ありがとうございま……」
と言いかけたとき、青葉の車から降りた寿々花が日向に話しかけているのが聞こえてきた。
「きのう、まあちゃんたちとごはん食べに行ったよ~」
と日向が言うのが聞こえてきて、真希絵が震え上がる。
なにも責められていないのに。
いつもはちゃんと作ってますよっ、という顔をしていた。
「そうなの?
何処で食べたの? 日向」
日向は全開の笑顔で寿々花に言う。
「いす~」
そりゃまあ、そうですよね~、とあかりは苦笑いしていたが、寿々花は、
「……そう、偉いわね」
と言っていた。



