ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「そういえば、二人でソファに座ってテレビを見てたとき。

 なんか外国の料理が出てて。
 青葉さんが美味しそうだなって言って。

 あ、私、これ、作ったことありますって、つい言っちゃったんですけど。

 よく考えたら、ゲームの中で作っただけでした。

 あとで気がついたんですけど。

 今度、食べてみたいな、お前が作ったやつって、青葉さんが素敵な笑顔で微笑んできたので、言えなくて……」

「……一週間しか一緒にいなかったのに、よくそれだけ、ボロボロしょうもない話が出てくるな。

 っていうか、そんな記憶ばかりなんだったら、別に思い出さなくてもいい気がしてきたぞ」

 お前のそんなしょうもないところは、今でも頻繁に見ている、とあかりに言った。