ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 そ、そんな顔しないでくださいっ。

 ちょっと、ほんのちょっとっ。

 微妙に少しっ、なんですがっ。

 ドキドキしてしまうではないですかっ、とあかりが思ったとき、来斗たちが飛び込んできた。

「ねーちゃん、ねーちゃん、ねーちゃんっ!」

 来斗~っ、と青葉が振り返り、何故か来斗を睨む。

 来斗は青葉に気づいて、うわっと慌て、

「社長、すみませんっ!」
と謝ったあとで、

「いやそのっ。
 実は、カンナさんのご両親にご挨拶することになってっ」
と言う。

「ええ? もうっ?
 すごいじゃないの」
とあかりは驚きながらも喜んだが、青葉は、

「お前、なに自分だけ順調に進んでってるんだ~っ」
と妙なことで怒っていた。