「そのあと、
『すみません。
100%中国製ですっ』って言いかえてたんですよ、うちの親。
まあ……おそらく間違ってはいないですけどね。
強く主張するところではないですよね……」
夜、訪ねてきた青葉にあかりはそう言い、苦笑いした。
「うちの親は何故、無駄に人に緊張感を与えるんだろうな……」
と青葉が呟く。
カウンターに座り、アイスティーを飲む青葉の顔を見ながら、
最近、当たり前のように毎日会いに来てくれるな。
昔に戻ったみたいだな、と思っていた。
「そのあと、日向が、
『まあちゃんがぬんちゃく縫ってくれたのー』とか言い出して、寿々花さんが衝撃を受けて、
『さすがは、真希絵さんね……』
って言ってたんですけど。
寿々花さんって、意外とピュアな方ですよね。
さすがにヌンチャクは縫えないと思うんですが……」



