ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 そういえば、育て方に問題がありそうだから、寿々花さん自身も私も日向に近づけないって話だったな、と思い出す。

 ちなみに、青葉さんのお姉さんも絶対に近づけたくないらしい。

 ……どんな人なんだ、と思いながら、アイスコーヒーを淹れている間、別に説教しているつもりはないのだろうが。

 寿々花は真希絵にも、いろいろ言いはじめた。

「大丈夫? 真希絵さん。
 日向の服は全部身体にいいものにしてる?

 やっぱり、日本製がいいわよ。

 下着は綿100%がいいし。
 今みたいな熱いときは、綿が汗をよく吸い取るから――」

 お母さん、日向から変身グッズを奪って、寿々花さんを、
「トリメンダス アターック!」
しないでくださいよ、とハラハラして見ていたが。

 真希絵はイライラしているというより、怯えていた。