左右を見回したあかりは気づく。
日向のオモチャ箱に突っ込んであるブラックライトに。
今日来たとき日向が、
「おねーちゃん、オモチャ箱のお部屋の棚の横に、日向の秘密の暗号が書いてあるから、見つけてみてー」
と言っていたのを思い出したのだ。
はいはい、と言って、ご飯を食べはじめ、日向も別の遊びをはじめたので、そのまま忘れていた。
パッと見てわからないということは、この間、科学館で買ってきたこのブラックライトとペンを使ったに違いない、と気づく。
「ひ、日向がここに秘密の暗号を書いてるらしいですよっ」
と慌てて言いながら、あかりは、そのブラックライトをとる。
部屋の灯りを少し落とし、棚を照らすと、文字が浮かび上がるはずだ。
「そういうの、子どものとき、好きだったな。
今度、書類をあのペンで書いてやろう。
来斗や竜崎たちが困るだろうな」
と青葉は笑い、一緒に覗き込む。
近いですよっ。
肩、当たりそうなんですけどっ、と微妙に逃げながらも、あかりは棚を照らしてみた。
棚の横に浮かび上がる、日向の秘密の暗号。
日向のオモチャ箱に突っ込んであるブラックライトに。
今日来たとき日向が、
「おねーちゃん、オモチャ箱のお部屋の棚の横に、日向の秘密の暗号が書いてあるから、見つけてみてー」
と言っていたのを思い出したのだ。
はいはい、と言って、ご飯を食べはじめ、日向も別の遊びをはじめたので、そのまま忘れていた。
パッと見てわからないということは、この間、科学館で買ってきたこのブラックライトとペンを使ったに違いない、と気づく。
「ひ、日向がここに秘密の暗号を書いてるらしいですよっ」
と慌てて言いながら、あかりは、そのブラックライトをとる。
部屋の灯りを少し落とし、棚を照らすと、文字が浮かび上がるはずだ。
「そういうの、子どものとき、好きだったな。
今度、書類をあのペンで書いてやろう。
来斗や竜崎たちが困るだろうな」
と青葉は笑い、一緒に覗き込む。
近いですよっ。
肩、当たりそうなんですけどっ、と微妙に逃げながらも、あかりは棚を照らしてみた。
棚の横に浮かび上がる、日向の秘密の暗号。



