ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 大吾は飲みに行く来斗たちの運転手として来ていただけだったので、もう帰っていた。

 妹たちのために運転手を買って出たらしい。

 なんだかんだで、いい兄だな、と思う青葉にあかりが謝る。

「すみません。
 せっかく来ていただいたのに」

「いや、直ったのなら、それでいい」

「あの、なにか飲まれますか?」
とあかりが訊いてきた。

「いや、それより、夕食は食べたか?
 何処か一緒に食べに行くか?
 おごってやるぞ」

 そう、ちょっと緊張しながら訊いてみた。