ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「どうした?」

「いや、今こそ、自動販売機で飲み物買いたいなと思って」

 はは、とあかりは苦笑いした。

「買ってきてやろうか?
 飲み物」

「いえいえ、大丈夫です。
 なにか淹れますよー」
と言って、あかりは店の扉を開ける。

 青葉はビニール袋を少し持ち上げて言った。

「たくさん買ったから、日向やご両親にもあげてくれ」

「ありがとうございます。
 あ、なんか、うっ、て来るくらい香りが強いお茶とか好きですか?」

「……好きなわけないだろう」

 そんな話をしながら、二人で店に入る。