そんな風に大吾と青葉が訪ねてきて、告白めいたことを言って帰っていった日の夜。
あかりは孔子の家で呑んでいた。
「……ずっと悩んでたことがあったんだけど。
ついに覚悟を決めたの」
そんなあかりの言葉に、
「へー、なになに?」
と孔子が酎ハイの缶を手に身を乗り出す。
いつ倒れて寝てもいいように敷いてある布団の上で、二人は呑んでいた。
「上手くいかないかもしれないけど、頑張ってみようかと思って」
ちょっと恥ずかしそうにあかりは言う。
「なんだかわからないけど、応援するよっ」
すでに酒の入っている孔子は熱くあかりの手を握ってきた。



