ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 メッセージを長々と打つのも、まどろっこしいので、
「電話をしていいか」
とだけ送ると、すぐに向こうからかかってきた。

 大吾はいきなり、
「さっき気づいたんだが、俺の車のナンバープレート。
 ちょうどあかりの年齢なんだよ」
と言い出した。

「は?」

「二十六歳四ヶ月」

 ……あいつ、二十六だったのか、童顔だな。

 まあ、日本の大学出てから、フィンランドに留学したみたいだから、そんなもんか、と思ったとき、大吾が言った。

「運命かもしれん」

「待て、その運命。
 来月にはなくなるが、大丈夫か?」
と余計な心配をしてしまう。