ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「おねーちゃん、手汚れたー」

 女子たちに囲まれて遊んでいた日向が立ち上がり、手を見せながら、こちらにやってくる。

「あれっ?
 ママじゃなくて、おねーさんなの?」
と一緒に遊んでいた女の子が言った。

「そういえば、若いねー」

「日向くんのおねーちゃん、中学生ー?」

 いや、君ら、人の年の判断、どの辺でしてるんですか。

 さっき、還暦近いという園長先生が短パンはいてただけで、若者だと思われていたようですが……。

「日向くんのお姉さんだったんですか?」
とママさんたちも驚いて訊いてくる。