ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「社長も今は物珍しくて、姉のことをいいと思ってらっしゃるのかもしれませんけど。

 きっとそのうち、飽きますよね?」

 いや、決めつけるな……。

「お前こそ、カンナとはどうなってるんだ。
 美人は三日で飽きると言うぞ」

 確かにかなりの美形ではあるが。
 クセの強いカンナの方が厄介だと思うのだが。

 この恋で目のくもった男には、カンナの性格もなにも障害ではないようだった。

 まあ、来斗、ちょっとマゾっ気がありそうだし。

 カンナも好きな男の前ではおとなしくしているのかもしれないな、と青葉は思う。

「社長、姉を見捨てないでやってくださいね」
と来斗は言い出した。

 いや、相手にされてないのは、こっちの方なんだが、と思いながらも聞いていると、

「あのっ、あんな姉でも何処かいいところがあるらしいんですよっ」
と主張しはじめた。