記憶の中の青葉さんを大吾さんとすり替えるとか。
無理に決まってる――。
静かになった店内で、あかりはあのランプに火を入れ、そのゆらめく炎を見つめる。
頬がほんのり熱くなった。
「……そもそも、青葉さんとすり替わってどうするんだろうな。
いきなり消えた青葉さんの印象よくないのに」
あかりがそう呟いたとき、青葉っぽい男がやってきた。
今度は間違いなく青葉だろう。
大吾みたいにスーツの肩が異常に張ってないから、というだけではなく、青葉だとわかった。
よく似た顔だが、青葉の方が少し柔和な感じがする。
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