「そうなんですか。
寿々花さんに頼まれて、青葉さんの代わりに。
いろいろご面倒おかけしましたね」
としんみり真希絵は大吾に言い、謝っていた。
日向は店の隅に置いていた布でできたおじいさんのお人形と、ポケットに入れていた戦隊モノの人形で遊んでいる。
「それで、俺が付き合おうと言っているのに、お宅のお嬢さん頷かないんですよ」
「まあ、そんなもったいないお話を」
こら、親。
勝手に話を進めようとするな、と思うこちらを見て真希絵が言う。
「だって、あかり。
子どもたちの結婚した相手の家とのお付き合いって大変らしいわよ。
だったら、一軒にまとめていいただいた方がいいじゃないの。
来斗は妹さんと結婚するかもしれないんでしょ?」
……本人たち、海辺で尋問しただけなのに、もう結婚まで話が行っている。
「お母さん。
大吾さんのお母さん、寿々花さんと見た目も性格もよく似てるらしいよ」
あら、と言ったきり、母は黙った。
寿々花さんに頼まれて、青葉さんの代わりに。
いろいろご面倒おかけしましたね」
としんみり真希絵は大吾に言い、謝っていた。
日向は店の隅に置いていた布でできたおじいさんのお人形と、ポケットに入れていた戦隊モノの人形で遊んでいる。
「それで、俺が付き合おうと言っているのに、お宅のお嬢さん頷かないんですよ」
「まあ、そんなもったいないお話を」
こら、親。
勝手に話を進めようとするな、と思うこちらを見て真希絵が言う。
「だって、あかり。
子どもたちの結婚した相手の家とのお付き合いって大変らしいわよ。
だったら、一軒にまとめていいただいた方がいいじゃないの。
来斗は妹さんと結婚するかもしれないんでしょ?」
……本人たち、海辺で尋問しただけなのに、もう結婚まで話が行っている。
「お母さん。
大吾さんのお母さん、寿々花さんと見た目も性格もよく似てるらしいよ」
あら、と言ったきり、母は黙った。



