ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「なにがあるんだ?」
と大吾に訊かれた。

「大抵のものはできますよ。
 毎日、暇なんで、自分でいろいろ作って飲んでいるので」

「……この店の経営は大丈夫か」

 薄暗い店内を見回し、大吾は青葉と同じようなことを言う。

「その辺のものを買い占めてやろうか」

 いえいえ、結構ですよ、とあかりは大吾にアイスコーヒー、真希絵にグリーンティ、日向にカルピスを淹れてやった。

 自分もカルピスを飲む。

「ほう。
 器の形も変わっていて、コースターも夏らしい。

 お前はなかなかセンスがいいな」

「ありがとうございます」

 店の商品とは無関係なところで褒めていただきまして……。

 そこで、大吾はアイスコーヒーを一口飲んで言った。

「うん、ここはカフェにしろ。
 俺もいつでも来れるし」

 ……そろそろ誰かに言われるかなと思ってましたよ。

 そのまま、大吾と真希絵は話し込む。