ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「え? カンナさん、うちの弟と付き合ってくださるんですか?」

「ああ、お前の弟がいいと言えばな」

 そこをまず、来斗に確かめてくださいよ~。

 っていうか、我々二人の間で話がまとまるのはどうなんでしょうね。

 まず、来斗に告白させるべきでは、とあかりは思っていたが、なんとなく大吾の迫力に押されて言えなかった。

「でもあのー、本当にカンナさん、うちの弟でいいんですか?」

「なんか来斗さん、海辺で素敵な顔で素敵な話をしてくれた、とか言ってたぞ。

 海辺で、が、ポイントだったのか。
 素敵な顔、がポイントだったのか。
 素敵な話、がポイントだったのか」

 まあ、顔だろうな、と大吾は身も蓋もないことを言う。