ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 


 日向があかりの古いiPodを指差し、

「おんがく~」
と言いながら、両手で頭を抱え、激しく身体を揺さぶっている、そんな朝。

 子ども……よくわからない、と思いながら、あかりが店に行くと、窓から青葉の姿が見えた。

 いやこれ、青葉さんじゃないな。

 歩き方違うから、きっと大吾さん。

 大吾は勢いよく扉を開けて入ってくると、
「おい、うちの妹とお前の弟、付き合ってもいいか」
と言ってきた。

 なんという単刀直入な人……。