ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「社長の従兄の大吾さんに何故だかご飯おごってもらって」

「大吾に……?
 お前たち、あいつと知り合いだったのか?」

「はあ、大吾さん、私の友だちのアパートの下で工事してたんですよ。
 それでです」
と言うあかりに、

「待て」
と青葉が言った。

「あいつ、なんで、工事なんてしてんだ?
 ていうか、アパートの下で工事してたからって、お前らにご飯おごるのおかしいだろう」

「はい、でも、とてもいい方でした」
と筋の通らない受け答えを笑顔でハキハキ言ったのは、来斗だった。

 恋がはじまる予感にウキウキしている彼は、細かいことは気にならないようだ。