ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「わかった。
 愛想よくするから、このあと、二人きりにして」

「……なんか不安しかないが、まあいいか」

 っていうか、お前と弟を二人きりにしたら、俺たちも二人きりになってしまうんだが、と思いながら、大吾はストーカー鞠宮を見る。

 ストーカー鞠宮は弟となにかコソコソ話していて。

 心配そうな顔をしたり、不安げにこちらを窺ったりしていた。

 初めて巣から顔出して外覗いてる子リスみたいだ……。

 そんな鞠宮あかりを見ながら、大吾は思っていた。

 妙なものだな。

 青葉と俺。

 顔はよく似てるけど。
 性格的には全然似ていない気がするのに。

 女の好みだけ一緒だとか――。