ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「……気になった? なんで」

 カンナは真っ直ぐ来斗を見て言う。

「すごいイケメン。
 今までの人生で出会った中で、一番好みかも」

「うーん。
 まあ確かに、顔は……。

 ストーカー鞠宮によく似て綺麗な顔だな。
 お前、こういうスッキリ系が好みだったんだな。

 ……ていうか、気に入ったのなら、そんな冷徹な顔で見下してないで、微笑めよ。

 理解されないぞ」

 お前はうちの母親か、寿々花さんか、と注意する。

 大吾の中で、彼女らは愛情の伝わりにくい人たちの代表だった。