一方、レストランで大吾たちと向かい合って座るあかりは、ちょっと緊張していた。
うーん。
スーツとか着ると、やっぱり似てるな。
そのとき、大吾がこちらを見て訊いた。
「おい、ストーカー鞠宮。
なんにする?」
「あの、ストーカーやめてください」
横で来斗が、何故、ストーカー? という顔していたからだ。
「いや、ストーカーとかつけて呼ばないと、ちょっと惑わされそうな可愛さだからだ」
「なにがですか」
「お前が。
実は、お前、俺の好みなのかな」
ひっ。
なんなんですか、この人、真顔でっ、と姉弟そろって照れる。



