ホラーッ!
と思ったとき、幾夫に三輪車の後ろの手押し棒をつかまれた日向が現れた。
「ああ、青葉く……
青葉さん」
と言う幾夫に何故か緊張する。
どうも、こんばんは、と頭を下げたあとで、
「店、今日はもう閉まってたんですね」
と言い訳のように青葉は言った。
開いてもいない店の前に立って、ぼんやりしてるなんて、何事かと思われそうだったからだ。
すみません、と幾夫が謝ってくれる。
「いや~、どうせそんなに客来ないからとか言って、閉める時間、まちまちみたいなんですよね」
そういえば、店の看板にも何時までとか書いてないな……と青葉は気がついた。
「いえいえ、ちょっと寄っただけなんで。
植え込みの工事はじまったんですね、よかったです」
と言いながら、内心、工事が終わったら、あの植え込み見て俺を思い出すこともなくなるよな。
そのまま忘れ去られてしまうのでは? と怯えていた。
と思ったとき、幾夫に三輪車の後ろの手押し棒をつかまれた日向が現れた。
「ああ、青葉く……
青葉さん」
と言う幾夫に何故か緊張する。
どうも、こんばんは、と頭を下げたあとで、
「店、今日はもう閉まってたんですね」
と言い訳のように青葉は言った。
開いてもいない店の前に立って、ぼんやりしてるなんて、何事かと思われそうだったからだ。
すみません、と幾夫が謝ってくれる。
「いや~、どうせそんなに客来ないからとか言って、閉める時間、まちまちみたいなんですよね」
そういえば、店の看板にも何時までとか書いてないな……と青葉は気がついた。
「いえいえ、ちょっと寄っただけなんで。
植え込みの工事はじまったんですね、よかったです」
と言いながら、内心、工事が終わったら、あの植え込み見て俺を思い出すこともなくなるよな。
そのまま忘れ去られてしまうのでは? と怯えていた。



