「この話の教訓ってなんだろうな?
果報は寝て待て?」
開いたままの眠り姫の絵本を見て、来斗は笑う。
あかりは、そのページの真っ白なシーツの上で眠る姫を見、
誰がかけかえてたんだろうな? シーツ、
と思いながら言った。
「寝ると美容によくて、起きると老け込む」
「……なんでだ」
「だって、寝ている間、姫の老化、止まってたんでしょ?」
「……違うだろうよ」
と言う来斗に言う。
「じゃあ、あんたが日向に聞かせたがっている桃太郎とか一寸法師の教訓ってなによ」
「なにをしても勝て。
鬼を倒しても、宝を奪え」
どんな荒々しい教訓だ。
日向は、二人の話をきゃっきゃっと聞いていて、目が覚めてしまったようだ。
「起きちゃったじゃないの。
来斗、ホットミルク」
「ほっとみるくー」
と日向も真似をする。
はいはい、と素直に行く来斗に日向と顔を見合わせ、笑ったあとで、あかりは眠り姫の絵本をパラパラとめくってみた。
果報は寝て待て?」
開いたままの眠り姫の絵本を見て、来斗は笑う。
あかりは、そのページの真っ白なシーツの上で眠る姫を見、
誰がかけかえてたんだろうな? シーツ、
と思いながら言った。
「寝ると美容によくて、起きると老け込む」
「……なんでだ」
「だって、寝ている間、姫の老化、止まってたんでしょ?」
「……違うだろうよ」
と言う来斗に言う。
「じゃあ、あんたが日向に聞かせたがっている桃太郎とか一寸法師の教訓ってなによ」
「なにをしても勝て。
鬼を倒しても、宝を奪え」
どんな荒々しい教訓だ。
日向は、二人の話をきゃっきゃっと聞いていて、目が覚めてしまったようだ。
「起きちゃったじゃないの。
来斗、ホットミルク」
「ほっとみるくー」
と日向も真似をする。
はいはい、と素直に行く来斗に日向と顔を見合わせ、笑ったあとで、あかりは眠り姫の絵本をパラパラとめくってみた。



