あれだけあかりに、なんて紹介の仕方をしやがる、と文句を言っていた青葉だったが。
真希絵を前にした今、それが一番、人にわかりやすい紹介だと気がついた。
だが、その言葉を聞いた真希絵は必要以上に驚く。
「えっ?
ここに突っ込んでこられたんですか?
何故っ!?」
いや、何故っておかしいが……と思いながら、青葉は状況を説明してみた。
「その、猫が車の前に飛び出してきて。
避けたところにおばあさんがいて……」
「何故、猫がっ。
そして、おばあさんは何処からっ」
いや、知りませんよっ。
っていうか、おばあさんは、ずっとスローに道を歩いていましたよっ、と青葉が思ったとき、何故かあかりが母、寿々花とともに帰ってきた。



