ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「だから、今でも不思議なんです。
 よほど、相性がよかったんでしょうね、私たち」

 そう言い、あかりは外にかけたランプの灯りを見つめる。

 あの日、ふたりで見つめたのと同じランプの灯りを――。

「でも、突然、あの人、現れなくなって。
 心配してたら、妊娠がわかって。

 連絡先をたどって、なんとか連絡ついたと思ったら。

 いきなり母親とやってきて、冷たい目で私を見て、捨て台詞を吐いていきました」

「なんて?
 『それは俺の子じゃない』とか?」

「いや、『お前は誰だ――』って」

 青葉は首をかしげる。