となると、やっぱり高祖母様たちの出番…ということになるのかな?
高祖母様のアリスティア様は、孫娘であるソニア妃の離宮に滞在されていらっしゃる。マイペースなお二方は性格がよく合うらしい。
まぁ、もともとノプットの王女殿下でいらしたアリスティア様だから、親善大使みたいな役割も兼ねてらっしゃるらしいけど。
ノプットの現女王陛下であられるキルシェ陛下が、お母様の従姉で義理の姉(お祖母様とお祖父様の養女)ということを知った時は、さすがに驚いたけど…。
ノプットでは、ここゼイレームよりも魔力持ちが多いし、何よりドラゴンを駆る竜騎士がいる。
高祖母様のパートナーであるエニシェントドラゴンのセシリアも当然離宮そばで過ごしていて、怪しい変化がないか常々警戒してくれているとか。
まぁ、高祖母様とソニア妃のとんでもない魔力でかなり高濃度の結界を周囲100キロに渡って張ったらしいけど…。
「……うちの高祖母様がご協力してくださるみたい。なるべくゼイレームのことはゼイレームで対処すべきとは思うけど、実際に魔術師と戦ってしまえば…自分自身の無力さに歯がゆい思いをしたからね。やっぱり、魔力には魔力で対抗することしかできない」
わたしがついつい愚痴めいた言葉を漏らせば、フランクスはああ、と納得した顔をする。
「龍騎士のばーさんだっけ?けど、ほんとに高祖母なのか?おれも見たけど、まだ30そこそこにしか見えねえけど」
フランクスも驚いた、高祖母様の美魔女ぶり。あれで100歳近い、って知ったらモンスター扱いだよね。絶対。



