保健室に入ると、先生は振り向いて、俺の姿を確認してすぐに背中を向ける。 ねえ、先生。 杉村先生と何話してたの? 杉村先生は”連絡する”って言ってたけど俺の知らないところで他の男の人と連絡とってるの? 考えただけで辛くて苦しくて。 やっぱり俺ばっかり先生のことが好きなんだって実感させられる。 自分の妄想に耐えきれなくなった俺は、先生を後ろからギュッと抱きしめてた。 「今誰かいた?」 「えーなんで?」 先生は仕事半分で返事をする。 こっちは真剣に聞いてるのに。