気高きホテル王は最上愛でママとベビーを絡めとる【極上四天王シリーズ】


(そうしたらまた案内してくれるかな……)

史哉とこうして会えたら楽しいだろうなと、つい勝手な未来を思い描いた。


「僕がこっちにいる間なら、いつでも歓迎しますよ」
「ほんとですか?」


思わず食いつき気味に聞き返した自分の反応を即座に後悔する。彼は社交辞令で言っているだけだ。


「もちろん。美織さんなら大歓迎です」
「ありがとうございます」


勘違いしてはならない。彼はあくまでも挨拶の一環で言っているだけだ。

そう自分に言い聞かせ、ひとまずお礼を告げた。