気高きホテル王は最上愛でママとベビーを絡めとる【極上四天王シリーズ】


後部座席のチャイルドシートで気持ちよさそうに眠っている陽向に声をかけ、肩を軽く揺すった。


「陽向、おじいちゃんとおばあちゃんのおうちに着いたわよ」
「……ん……おじいちゃん?」


寝ぼけ眼で問いかける。


「そうよ、おじいちゃんとおばあちゃん」
「おきなわ?」
「ううん、パパのお父さんとお母さんよ」


美織の答えを聞いて、陽向がパッと目を見開いた。


「パパの? とうきょう?」
「そうだよ、陽向。さあ降りよう。パパのパパとママにご挨拶しような」
「うん!」


史哉に抱き上げられ、陽向が房江に対面する。


「こんにちは」
「まぁ! 史哉さんに似て聡明そうなおぼっちゃまですわ」