「陽向、おりこうにしてた?」
「うん!」
腕を解いて聞いた美織に陽向が元気いっぱいに頷く。
「今日は掃除を手伝ってくれたよ。なぁ、陽向」
辰雄が報告すると陽向は自信たっぷりに胸を張った。
「すごいね、陽向」
「えらい?」
「うん、とっても」
頭を撫で、頬を擦り合わせる。
「保育園ではなにをしたの?」
「きょうりゅうつくった」
「そう。おりがみかな?」
「ううん、ねんど」
陽向は両手を使って「このくらいの」と恐竜の大きさを示した。
「今度、おうちで作ってママにも見せてくれる?」
「うん! つくるー!」



