気高きホテル王は最上愛でママとベビーを絡めとる【極上四天王シリーズ】


「美織が尻込みするのはよくわかる。本当に立派な人だもの。でも瀬那さんは、そんなふうには考えていないんじゃないかしら」


顔を曇らせる美織の背中に、悦子がそっと手を添える。


「とにかく自分の気持ちを大切にして。美織は素直なのが一番よ」
「うん……」


曖昧に頷くと、悦子は優しく微笑んだ。