恋と、嘘と、憂鬱と。



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「さてと、私もそろそろ帰ろうかな」


真凛ちゃんが帰ってから数分後、ようやく大まか荷物が片付いた私は、席を立つ。


とりあえず、必要な分の書類はわけたし、お母さん達からもらう必要がある書類とかは和音さんにサインもらえばいいかな?


そんなことを考えながら、廊下に出た私。


あと、和音さんに今から学校出ますってメッセージしとこうっと。充希くんも来るかな…?


スマホを操作しながら、正面玄関の靴箱に向かいながら、歩みを進めていた。


その時。


「あれ?君、確か新入生の…」


急に正面の方から声をかけられ、私はスマホに向けていた視線をそちらに向ける。


…あ、今朝の…。


そこに立っていたのは、今朝私に教室の場所を教えてくれた黒髪眼鏡の先輩だった。