恋と、嘘と、憂鬱と。


それは眞子ちゃんも同じだったようで…。

「そういえば、私が中学生で、悠介と季里ちゃんが小学生の時はよくこの道一緒に歩いたよね〜」

と、懐かしそうに目を細めている。

「うん。そうだね…。眞子ちゃんが高校生になってからは悠介と2人になっちゃったし、まぁ、美咲ちゃんも小学生に上がってからは一緒に言ってたけどね」

「美咲ももう中学生だし、早いよね〜。あの子、部活忙しいみたいで私も中々会ってないのよ」

「そうなんだ!私も明日くらいに顔見に行こうかなって思ってたけど…それなら忙しいかな?」

「でも、美咲。季里ちゃんに会いたがってたし顔出してあげてよ」

眞子ちゃんの言葉に私はコクリと頷いた。

せっかく帰ってきたんだから、島の皆に会っておきたいもんね。

その後、他愛もない話に花を咲かせていると、眞子ちゃんが思い出したように口を開く。

「そういえば…玲子さんの所の颯真くんには会えたの??同じ高校って話だったよね?」

ドキッ。

「う、うん…。会えたよ」