恋と、嘘と、憂鬱と。


そうしてその日は解散となった。

各自、スケジュールと両親への確認をしてから参加、不参加についてメッセージを送ることになったのだ。

1人、帰り道をトボトボ歩きつつ、私もとりあえず、夏休の合宿の件について母にチャットで連絡を入れる。

そうだ、帰ったら和音さんにも聞いてみないと。元々夏休みは、実家に帰省しようかなとは思っていたし、問題ないとは思うけどな…。

でも、夏休みに入ればカフェも忙しくなるだろうし、怪我もだいぶよくなったとはいえ、まだまだ本調子ではない和音さんの手伝いもしっかりしたい所。

そういえば、充希くんも島の方に遊びに行きたいって言ってたっけ?
せっかくだし、この機会に誘ってみようかな。

久しぶりに、地元へ帰る計画を立てるだけで心が弾む一方、気にかかることがある。

「それにしても颯真くん…玲子さんに会うのは大丈夫なのかな?心音ちゃんの面倒をみるの問題なければ、参加するって話だったけど…」