恋と、嘘と、憂鬱と。


そう気づいた時、ギュッと胸が締め付けられるように痛かった。

翌日。

『遥奈、昨日の手紙のことだけど…昔話したことあったろ?田舎で星を見た友達のこと、確かに女子だったけど普通に友達だし。小学生だった時に手紙のやりとりしてただけだから』

と、颯真は手紙の送り主について説明をしてくれた。

『そっか〜、仲良い友達がいるって言ってたもんね。その子からだったんだ』

正直に話してくれたみたいだし、私もその時はそれで納得した…つもりだった。

でも、気づけばだんだんと颯真の側にいることを辛く思う自分がいて。

私を通して本当に見ているのは手紙のあの子…。

気にしないようにしていたのに、どうしてもちらつくそんな思い。

だから、私は、自分の中学の卒業式の日。


このままじゃお互いのためにならないと思ったから。


『颯真、別れよう…』


私の方から別れを告げた。

ーーーーー…