恋と、嘘と、憂鬱と。


委員会で会うようになって、たまに話すようになった私たち。


『へぇ。先輩、星好きなんだ。俺も小学生までは夏休みの間親戚のおばさんがいる田舎に遊びに行って…そこで仲良くなった友達と星見たりしてたよ…』


『なにそれ、颯真めっちゃいいじゃん。この辺だと夜も街の明かりがあるし、星もキレイに見えないもんな。うらやましいわ』


わりと趣味もいっしょで話していると楽しかったし…私と颯真が仲良くなるのにそう時間はかからなかった。


そして、颯真と話をするようになって半年ほど経ったある日の放課後。


『遥奈先輩って…彼氏いたりするの?』

ドキン。

『…え?い、いないけど…』

『じゃあさ、俺と付き合おうよ』

そう颯真に告白されたんだ。

『うん…いいよ』

その頃には、私も颯真のこと好きになってたから…二つ返事でOKしたし、ちょっと年上らしく冷静に答えたつもりだったけど。

内心、すっごく嬉しかったんだ。