そんな彼女の可愛い仕草に心の中でクスリと笑みをこぼした。
「心音、そろそろ帰らないと母さんが心配するぞ?飲み物飲んだら帰ろう」
案の定、久瀬先輩からも、帰る提案が飛び出したことで心音ちゃんはますますムスッと機嫌が悪くなる。
「お兄ちゃんのケチ〜」
そう嫌味を言いつつも、心音ちゃんはちゃっかりジュースは受け取っていた。
私もせっかくなのでもらったお茶に口をつける。
…ん!美味しい〜。
思っていた以上に喉が乾いていたようでいつもよりお茶が美味しく感じた。
そのままお茶をゆっくり飲んでいると。
「堀田、付き合ってくれてありがとな…。暗くなると危ないし途中まで送るよ」
「…っ!ゲホゲホッ…」
突然、久瀬先輩から予想の斜め上を行く提案をされ、私は思わずムセてしまった。
…き、気管に入った…。



