『え…!季里ちゃんの友達の妹ちゃん?わぁ、会うの楽しみー!じゃあ、ジュース用意しとくわね』
いきなり連絡したにも関わらず、嫌がるどころかむしろ喜んでくれた和音さん。
本当に、和音さんって優しいよね。
それに可愛い心音ちゃん見たら、和音さんもきっとテンション上がるだろうな。
テンションの高い和音さんが容易に想像でき、心の中でクスリと微笑んだその時。
「ねぇ、季里ちゃん。季里ちゃんは遥奈お姉ちゃんのことも知ってる??」
突然、心音ちゃんの口から飛び出したその名前に私は目を見開いた。
遥奈お姉ちゃんって…遥奈先輩のことだよね。
「う、うん…。遥奈先輩のことかな?私も学校同じだから」
「そうなんだ…!あのね。遥奈お姉ちゃんはね、心音がもうちょっと小さい時、遊んでもらってたの…心音が年中さんになってからはお家に来なくなっちゃったんだけど…」



