…へ?心音ちゃん、もう泣き止んでる??
さっきまで泣いてたはずなのに、すでにケロッとしている心音ちゃんに開いた口がふさがらない。
慌てて久瀬先輩に視線を向けると、ハァ…と小さくため息をつかれた。
そっか。どうやらこれは心音ちゃんの作戦だったわけね…。それで、私がまんまとハマっちゃったわけか…。
ある意味、先輩に迷惑かけちゃったかな…。
と、反省するも時すでに遅し。
一緒に行くのを許可をしてしまったのは私なのだから今更撤回できるはずもなく。
「…わかった。そしたら俺も買い物した荷物をいったん家に置いてくる。堀田悪いけどしばらく心音のこと頼めるか?ここのスーパーの前で待ち合わせよう。連絡先は…部活のグループチャットにあったよな…あとで俺から連絡する」
「は、はい」



