なんて、可愛いの…!
人見知りしているのか、久瀬先輩の後ろからチラッと私を見つめている心音ちゃん。
「先輩!こんな可愛い妹さんがいたんですね…!うらやましいです」
思わず本音がこぼれ、つい興奮気味に先輩に話しかけてしまう。
「……だろ?」
その時フッと、愛おしそうに心音ちゃんを見つめ、口を開いた久瀬先輩にドキンっと胸が高鳴った。
「は、はい。本当にうらやましいです…。私、一人っ子なので」
ドキドキと、高鳴る鼓動を抑えつつ、気持ちを振り払うように。
「あ、心音ちゃんは何歳かな??」
心音ちゃんにそう問いかける。
「えっとね5歳…もうすぐ、6歳になるよ〜。季里ちゃんは?」
指で5の数を作り、ニコッと微笑む彼女に癒やされ、自然と頬が緩むのを感じた。



