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「…なんなの、あの無駄にテンション高い二人は…呆れを通り越して、普通に怖いんだけど」
キッチンに入ってくるなり、嫌そうな表情を隠そうともせず、毒を吐きまくる充希くん。
相当イライラが溜まっていたのだろう。
「ま、まぁ…充希くんがそれだけ端正な顔立ちってことだよ…!美桜先輩も真凛ちゃんもアイドルとか好きみたいで…!」
そんな彼を落ち着かせようと、さり気なくフォローを入れてみるも…。
「は?アイドル?だからなに??僕、アイドルじゃないし」
逆効果だったようで、さらに顔をしかめてしまった。
…わぁ。ご機嫌ななめだなぁ、どうしよう…。
しかし。
「…ま、あんたがこっちに呼んでくれたから助かった。もう少し遅かったら暴言吐いてたかもだし、一応お礼は…言っとくよ。ありがとう」
そう言って、照れたのかそっぽを向く充希くんに、クスッと心の中で微笑む。



