恋と、嘘と、憂鬱と。


…なんか、デジャブ…?

美桜先輩の反応が先ほどの真凛ちゃんと重なって私は目を丸くする。

それは充希くんも感じ取ったようで、若干口元が引きつっているのが遠目からでもわかった。

「こら、美桜!初対面人に失礼でしょ…!ごめんね、この子ちょっと軽いけど悪い子じゃないから…」

莉里花先輩が充希くんに謝りつつ、美桜先輩を嗜めるも。

「ちょっとー、莉里花ったら。綺麗な子に綺麗って本当のこと言ってるだけじゃん。別に失礼じゃないしぃ〜。ね、真凛?」

と、聞く耳を持たない先輩は、真凛ちゃんに同意を求める始末。

「その通りです…!美桜先輩の言う通り、綺麗や可愛いは全面的に褒めてかないと…!」

さらに、興奮気味の真凛ちゃんも便乗するものだから、収集がつかなくなってしまった。