え?かけ間違えた??
と、番号を確認するも表示されている名前は【和音さん】で間違いない。
「…うん、そう」
…なんか、元気ない?
そして、いつもより弱々しい彼の口調が引っかかった。
「…和音さんの電話にかけたら充希くんが出たからびっくりしちゃった……なんかあった??」
おもむろにそう問いかけてみる。
すると。
「…っ、母さんが事故にあって…今、僕呼び出されて病院にいるんだけど…とりあえずあんたにも連絡しとかないとって…思って…」
小さく呟くようにそう言う彼に私は、サーッと血の気が引くのを感じた。
和音さんが、事故に…?
「…え!?どういうこと…ちょっと待って!私もすぐにいくから…病院ってどこ??うん、駅前のあの大きい病院ね…わかった…今から行くから!ついたら連絡する!!」



