なに?この状況?
教室なんですけど

「ヒカリちゃん好き!大好きだよ?」

「早川さん少しうるさいですわよ?」

愛香、こんなやつ相手にしなくていいと
思うけど。

「うん!でも好きが止まらないの!好きー!」

「はぁ、どうやって、手懐けたのよ?」

「知らない....むしろ私が知りたい......」

「ヒカリちゃん今日昼ごはん一緒に食べようね?」

「あー、ごめんなさいね?昼ごはんはいつもあたしが食べているの」

私のかわりに愛香が答えた。

「チッ」

ん?今なんか聞こえたような

「愛香なんか聞こえなかった?」

「大丈夫よ、心配ないわ」

愛香が言うなら間違いない。
そー言えば次、数学か、めんどいな

キーンコーンカーンコーン

「ヒカリちゃんまたね!」
「大好きだよ!」

「あー、はいはい」

私がそー言うと、先生が入ってきた。

「授業を始めますよ」

眠い。なんか寒かったり暑かったりなんだ?

「ちょっと、!ヒカリ熱あるじゃん!」

愛香が焦った表情で言う
あぁ、だからしんどいのか
保健室?に行くか。

「ふぅ、やばい愛香、手に力が入らない」

本気でやばい

「先生!ヒカリが体調不良なので、保健室連れて行きます!」

愛香、ありがと。
心の中で感謝を伝える

「あら?ヒカリさん、体調管理も基本ですよ?罰として、この問題を解きなさい」

その問題は、東大からの1番難しいと言われている問題だ。
クラスメイトが

「せんせーやりすぎなんじゃな〜い?」

「こんな時になんなのよ!」

愛香が珍しく声を荒げてる。
私は

「大丈夫、愛香、任せて」

「でもそんな、フラフラじゃ解くのに時間がかかるわ!」

私は意識を集中させ、

「a&jpd です。」

「!?....せ、正解、、、です....」

「保健室に行ってきます」
「ふぅ」

クラスメイト全員が、ポカンとしている。
私は昔から頭だけは、いい、だから愛香は
「解けない」じゃなくて「解くのに」って言ったんだ

私の頭の良さは愛香が1番知っているからな。

保健室について、私は眠りについた。