普通に帰ろうとしていた私は、とても眠そうな廿楽くんに捕まってしまい…。



「ひと眠りしたいから来て」と、半ば強制的に連れてこられた。



屋上は絶対暑いって言ったのに、日陰なら大丈夫の一点張り。



屋上を寝床としている廿楽くんの言うことならば、この際信じてみようと思ってた着いてきたけど…。



「あーつーいー…!!」



来てそうそう私を膝枕にした廿楽くん。



ただでさえ恥ずかしいのに、この炎天下の中膝枕なんてしたら恥ずかしいのと暑いのとでおかしくなってしまいそう。



だから思いっきり叫んでみたけど、効果は全くない模様。